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黒羽学園小中一貫教育公開研究発表会及び市ICT活用推進研究発表会 開催

12月17日(火) 「黒羽学園小中一貫教育公開研究発表会及び市ICT活用推進研究発表会」が本校を会場に開催されました。5校時に「公開授業」、放課後に研究の成果を発表する「全体会」を行いました。黒羽学園は、黒羽中学校と中学校区の小学校4校が、児童生徒を9年間の義務教育をとおして一貫して育成しようと研究し、実践しています。今回は、中学校3年生と小学校6年生の総合的な学習の時間、中学校2年生の国語の授業が公開され、合わせて約90名の来賓と参観者の方々が来校されました。

3年生は総合的な学習の時間で「黒羽未来学」銘打って地域の課題とその解決方法そして自分との関わりについて、12月7日(土)の学校公開でいただいたご意見を参考に自分たちのアイディアを練り直す活動を行いました。お互いに発表し合い、具体的な取組や意見をさらに深く理解し、今後は関係機関や地域に向けて発信することになりました。

 

今回の公開研究発表会では、ICT活用推進研究の公開授業として2年生の国語の授業が公開されました。日本の鰹節を使った「出汁」文化は広く世界に知られるようになりましたが、それ以上に日本が世界に誇れる文化はないか、図書室で文献を調べ、まとめる学習をしました。学習した内容をICTを活用し記録に残したり、生徒同士が参照し合ったりする取組を参観された方々にご覧いただきました。

 

学区内4小学校の6年生は中学校に来校し、総合的な学習の時間で調べたそれぞれの地域の特徴について発表しました。各小学校区にはさまざまな特徴があり、自分たちが調べた内容を他の小学校の児童に発表し、お互いの理解を深める機会になりました。この活動が、中学校に進学してから、地域の課題について調べるとき有効な知識・技能となって活用されるようになることが期待されます。

 

公開の授業の後は、多目的ホールに会して「全体会」が行われました。小中一貫教育の視点に立った各取組が発表され、盛会のうちに閉会しました。